1年が経ち

最後に書いたのが2010年2月だったので、ちょうど1年ぶりの記載となる。そう何かとドタバタしていて、落ち着くのに1年かかったということだ。何にドタバタしてたか、、、担当業務が大幅に変わったのだ。現在、どちらかというと労務に近い仕事をしている。 そ…

ビジネスプラン発表会について

最近、この手の事業プレゼン発表会を聞く時、以前ほど 事業内容の新規さに戸惑うことが少なくなった。聞くべきポイントが分かるようになったと言えば、高慢この上ないが、 事業におけるリスクに着目できるようになったからなのだと思う。投資家にとって、リ…

ベンチャーキャピタル業界について

最近のベンチャーキャピタル業界は非常にお寒い。 新興市場の立ち上がりからVCバブルが起こり、そして現在のお寒い状況に陥る。独立系で上場VCは株主への対応からとんでもないリストラを強行しているようだし、金融系のVCも撤退もしくは非常に縮小した…

WEB進化論について

今更であるが、「WEB進化論」を図書館で借り読むことにした。自分はどちらかというと、熱しやすく冷めやすいタイプ。 何かに夢中になると、それこそ寝食を忘れ没頭し、ある程度のところまでの理解だったり、技術レベルまで一気に突き進む。 そして・・・…

iPadについて

iPadはどうなのだろう?ジョブスのプレゼン模様を読んでいる時は、非常にわくわく感があった。 要求される機能を絞り込み、機能を限定し、安価に、そして何より美しさをもってそのニーズに応える。そして圧倒的な注目度でもって、世界中にプロモーションを行…

モノづくりについて

最近展示会に行って思うことは、 「中国・韓国企業及び来場者の増加」だ。今やモノ作りに関して中国・韓国企業は相当なノウハウを蓄積している。 半導体しかり、電気製品しかり。 「いやいや、まだまだ品質面では・・・」 「カンバン方式などの工程管理では…

マイクロファイナンスについて

マイクロファイナンス、名前は知れどもこれまであまり実態は知らなかった。貧困にあえぐ国については、アジアのとある国に過ごした経験があるので実態は知っているが、マイクロファイナンスがどのようにその手助けをするのかは知ろうとしていなかった。とあ…

投資対象について

今狙うべき投資対象は何か?ある程度短期的な収益を狙うのであれば、不動産という潮目なのだろう。 不動産会社と言うのではなく、リアルエステートの方だ。人が見向きもしないタイミングで資本を投下することが、最大収益を狙うためには必要なのだろう。とあ…

働くことの意義

自分は決して働くことは嫌いではない。特に色々と自分で考え、スケジュールを組み、色々な人に会い、 新しい発見と、知的好奇心を満足させ、成果や感謝の評価を受ける。しかしやらされる仕事、報告書、誰がやっても同じ仕事は非常に苦手だ。 根気がないのだ…

面談時刻

約束の時間に30分遅れてきた人がいる。 その間、何も連絡はなかった。メールで時間の打ち合わせをしていたので、 当方に誤りはない。まあかく言う自分も営業をしてきた人間だから、 時間に遅れることがあることは、良く理解できるし 仕方ないと思う。ただ、…

出会いについて

久々かつ突然だが・・・、 ビビッときた会社がある。もちろん投資したい。 ただこの環境下、その是非は検討を要するし、時間の問題もある。 中々うまくいかないものだ。自分が一人の決定権者ならば、迷うことはない。 おそらく満額引き受け、社外役員として…

「目は口ほどに物を言う」よく聞かれることわざである。 あるいは口以上に物を言っているかも知れない。 目の輝いている人は男女問わず魅力的だ。さて今日は「目」じゃなく「口」の方だが・・・。口から発せられる「声」。 いつも惚れ惚れする声を発する方が…

人間力について

松井秀樹がヤンキースから移籍する。 大英断である!人は環境が変わることに躊躇する。 同じ環境にいれば、立ち回りを覚え、居心地良く過ごせるからだ。しかし松井は違った。 当然DHではないという自負とか、フロントの対応への不満はあったろうが、これほ…

新聞について

先日民主党の小沢氏が民主党員多数を連れて中国を訪問した。 中国寄りの外交に賛否両論であるが、それはここでは置いておく。自分が気になったのは、日経新聞の記事だった。 「中国メディアでは、多数の議員の訪中に現代の朝貢だと・・・」 文章は違うが、こ…

パワハラ上司

まず断わっておく! これはあくまで一般論である。 決して自分の身の回りにあることではない・・・。さて、昨今パワハラという言葉がセクハラと同じくNGとして定着してきた。 まあセクハラは論外。 パワハラは微妙だなあというのが、自分の感覚であった。…

上海証券取引所について

上海証券取引所が米国の2市場に次いで世界第3番の市場になったらしい。いづれそうなるであろうことは皆、予見していたと思うが、やはり早い。欧米で日本人は、ぱっと見で分かるそうだ。 判断基準は、「元気がない・・・」ちょっと前に記事で「美人のもと」と…

Googleの恐ろしさ

グーグルのIPHONE、アンドロイト携帯向けのサービスで、音声認識がある。 携帯にしゃべると音声認識し、HP等を検索できるサービス。音声認識は将来の社会を考えるに、まあ間違いなく必要になるサービスだし、 何より人間はコミュニケーションに優れていたこ…

理想の社長

自分は鼻っ柱が強いせいか、中々人を尊敬できない。すごいなあとか、キレる人だとか言ったり、思うことはあっても、 心の底では 「いやでもこういう面は悪いところだ」とか 「この部分では自分の方が・・・」とか 考えてしまう嫌な面がある。そんな自分でも…

話題性について

先日のボクシング「亀田VS内藤」の試合は、視聴率が43%もあったそうだ。これはWBC等、今年のスポーツ視聴率トップをうかがえる数字とのこと。 そんなに人気があったのか?とは言え、皆が亀田を応援したり、内藤を応援したりするために見たのではないだろ…

インターネットカフェについて(その2)

インターネットカフェもしくは漫画喫茶というとどんなイメージだろうか?自分は初めて調査と称して入るまでは、寄り付くことがなかった。 何だか不衛生と思っていたし、ネットカフェ難民報道など、どんよりとしたイメージがあったからだ。初めて訪れた時の印…

ROEについて

ROE:自己資本利益率(return on equity)とは何か?株主資本(払込資本金と内部留保との和)に対する当期純利益の比率である。 要は投下資本をどれ程うまく使って利益を得たかという指標。よく「うちはROE経営を貫いていまして・・・」などと聞くことが…

投資先の開拓

活きの良いベンチャー企業はどうやって見つければ良いのだろうか?横の連携? 新聞・雑誌記事? 展示会?出会いは色々とあるだろう。当然投資スタイルによって、投資ステージも違う。 アーリーステージかミドル・レイターか。よりエンジェルに近い投資スタイ…

社外取締役について

経営の透明性を示すため社外取締役を選任する企業が増えている。これまでの認識はその程度だった。 そしてその制度に疑問を感じていた。というのは、会社のこと業界のことを良く分かっているのは、プロパー社員ではないのか? と考えていたからだ。 また従業…

時価会計について

会社は誰のものか?よく言われる議論であり、「株主のもの」というのが教科書の答えだ。 自分はしっくりこないが、ここでその議論をするつもりはない。しかし株主と言っても、つい最近株を取得した人と、長年にわたり会社の株式を持っている人と同じ扱いで良…

ネットカフェ

新規出店にはお金が必要だ。ネットカフェでもそれは同じ。 1店出店するのにやはり1億円程度は見ておいたほうが良い。 それだけにマーケティングや費用対効果を良く検証する必要がある。ところで、ネットカフェと言えば、やはりネットが中心のカフェだと思…

職場環境について

VCたるもの日々様々な会社を訪問する。 アーリーステージからレイターステージまで。色んなオフィスがあり、色んな従業員の方がいる。 今日ふと思ったのは、職場環境って色々だなあということ。ワンフロアで、間仕切りをせず、全てが一目瞭然の会社。 パー…

面白い業界

VCで仕事をしていると、「面白い業界はありますか?」と聞かれることがある。その時々で流行り廃りはあるけど、これからの社会に必要なものは業界としても成長すると思う。まあ、そんな禅問答のような答えでは面白みも何もないので、「電子ペーパーです」…

トレードセール

これまでVCはIPOを目指す会社に投資を行ってきた。 それ自体は今後も変わらないだろう。しかし、以前も述べたことがあるが、海外では大企業に将来足りなくなるであろう事業を先行して開発し、その企業にM&Aするというベンチャー企業が増えている。 …

マイルストーン投資について

VCの投資スタイルは色々。スタートアップ投資からレイター投資まで、色々な考え方がある。当然ながら一番根本的な投資判断はビジネスモデルである。ただ個人的な見解として、一旦投資を行ったなら追加投資を行っていくことが、 VCの使命ではないかと考え…

香港証券取引所について

世界の証券取引所と言えば、どこを思い浮かべますか?ニューヨーク? ロンドン? 東京?残念ながら東京証券取引所の地位は随分落ちているように思う。それに対して、伸び盛りなのが東アジアの証券取引所。香港、上海、シンガポール、韓国であろう。最近、コ…