面白い業界

VCで仕事をしていると、「面白い業界はありますか?」と聞かれることがある。

その時々で流行り廃りはあるけど、これからの社会に必要なものは業界としても成長すると思う。

まあ、そんな禅問答のような答えでは面白みも何もないので、

電子ペーパーです」とか「ネット家電です」とか言ってるけど・・・。


でも実際VCのように、未来を想像するような商売には「面白い業界」に対する自分なりの尺度は必要だろうけど、そうでないなら、その会社の事業性と経営者の力量を判断することが重要だと思う。


それはそうと、最近、何となく潮目が変わったような気がしている。
これまでのドンゾコに落ち込んでいくような不安感がやや薄れ、何か新しい産業が興るというような感覚がある。

残念ながらJALのように先行きが見えない会社もたくさんあると思うし、一気に景気が回復するわけでもないが、
何か変わってきているような感覚がある。

本当はそれを論理的に説明しなくては、商売柄いけないと思うが、その力量はない。
肌感覚というヤツ。

まあ、それが正しかったか、全くの誤りであったかは、2年もすれば明らかになる。