WEB進化論について

今更であるが、「WEB進化論」を図書館で借り読むことにした。

自分はどちらかというと、熱しやすく冷めやすいタイプ。
何かに夢中になると、それこそ寝食を忘れ没頭し、ある程度のところまでの理解だったり、技術レベルまで一気に突き進む。
そして・・・、そこで疲れ切り、分かった気になって終わってしまう、いわゆる器用貧乏である。

それはさておき、上記の本。
ある方が勧めていたこともあり、もう出版されてから時間がたっていること、WEBの世界は日進月歩であり、何年か前の本に価値があるかよく分からなかったことなどから、興味は持ちつつも手に取ることをためらっていた。

しかし、そこは図書館である。
何の気なしに検索したところ蔵書とのこと。
う〜ん、仕方ないなあ・・・、というのが、不届きながら最初の感想。

そして昨日から読み始めた。
・・・・。

面白い。

WEB2.0とは何なのか?
グーグルのマイクロソフト、Yahoo、アマゾンとの差異。
ボンヤリ分かったつもりになっていたことが、確実にインプットされる快感。

そしてテールロングの本当の理解とそれが実現された背景。
今後のビジネス展開。

自分の感度のなさには飽きれつつも、一気に読んでしまった。

この内容は実に刺激に富み、知的好奇心をくすぐるもので、社会人というより進路を決める高校生当たりにお勧めである。

思えば偏読していた自分の高校時代。
せめて若い可能性を育てる業務を全うしたい今日この頃である。