モノづくりについて

最近展示会に行って思うことは、
「中国・韓国企業及び来場者の増加」だ。

今やモノ作りに関して中国・韓国企業は相当なノウハウを蓄積している。
半導体しかり、電気製品しかり。
「いやいや、まだまだ品質面では・・・」
カンバン方式などの工程管理では・・・」
と言いたい人もいるだろう。
そんなのは遠い昔の話。
今や日本のメーカーに勝る効率的な原料の供給等、先に進んだ仕組みを構築しノウハウを蓄積している。

以前書いたが、米国ではROE経営を推し進めたことからも、重たい資産を持たない経営、つまりソフト産業へ傾注していった。

さて日本の進むべき道は? 
研究開発費を削減していていいのだろうか?

話は全然変わるが、家電って何故にここまでネットと融合しないのか?
例えばIPHONE
ハードの説明書なんて、なくても良い位分かりやすい。
触れることで、どんどん可能性が高まる感じがする。

一方、日本製ビデオカメラ。
ネットにおとし、HDDを大量消費し、DVDに焼くのに時間と労力を要し、TVで見ようとするとDVDプレイヤーが読み込めなかったり、PCなしでDVDライターもあれば、DVDプレイヤー直つなぎで編集もできるが・・・、訳がわからない。
マニュアルはちょっとした百科事典だし、何故にこんなに我慢して使わなければならないのだ・・・。

ジェット機器は利用者の声を反映するもの。
大手メーカーでは製造できない。
やはりベンチャー企業の勢いが必要だ。
そのためには、資金を用意せねばならぬ。
中堅どころのメーカーよ、いっそのこと商売を転換してみたらどうだろう?
え? お前VCだろって? 
いやはや、耳が痛い・・・。