理想の社長

自分は鼻っ柱が強いせいか、中々人を尊敬できない。

すごいなあとか、キレる人だとか言ったり、思うことはあっても、
心の底では
「いやでもこういう面は悪いところだ」とか
「この部分では自分の方が・・・」とか
考えてしまう嫌な面がある。

そんな自分でも、それを超越して心服してしまう人がいる。

過去の上司にもそういう人は何人かいた。
共通しているのは、育成に力を入れている人だった。
そして陽気に口うるさい人だった。

ヒトは誰でも自分を知ってもらったり、関心を持っていられると
その相手のことを好きになるものらしい。
コミュニケーションがとれると言うのはそういうことなんだろう。
過去の上司はやはり「年の功」か、うまかった。

そして、全然別次元で尊敬する社長がいる。
何と言うか、絶妙のバランス感なのである。

人情の部分と冷徹な部分。
譲る部分と譲れない部分。
冷静な部分と熱い部分。

多分、一緒に仕事をしたら、寿命は何年か縮むだろう。

しかし自身で学んだ知識と、外部から入れた知識を活用し、
絶妙なバランス感覚で仕事を仕上げていく。
傍で見ていて、誠に見事なのだ。

その社長の経歴をなぞって生きてみたいと思うが、残念ながら、
社長は理系の思考回路を構築された方。
方やコテコテの文系思考回路では、やはりベースが違うか・・・。

じゃあ、自分は面倒見の方で生きていこう!