話題性について

先日のボクシング「亀田VS内藤」の試合は、視聴率が43%もあったそうだ。

これはWBC等、今年のスポーツ視聴率トップをうかがえる数字とのこと。
そんなに人気があったのか?

とは言え、皆が亀田を応援したり、内藤を応援したりするために見たのではないだろう。
やはりドラマ性とスポーツが混じり合ったところに何かしら惹かれるものがあって、まあ見てしまった、という人も多いのではないだろうか?
つまり中身ではない、話題性ということになる。

例えば純粋にボクシングの技術なり、記録なりを見たいということであれば、別の王者が防衛を続けているタイトルがあった。
世界レベルの戦いということであれば、野球、サッカーがあった。
やはりその視聴率は、技術や応援したいというような気持ちからではなく、話題性への好奇心が強かったのだと言えるだろう。

これはビジネスの世界もそうなのだろうか?
ベンチャー企業が開発した技術より、話題性のある大手の商品となってしまうのであろうか?

いや、そうとばかりは言えまい。twitterがある。
そう大手以上に時間や手間暇はかかるが、話題性を提供するのはマスコミだけではない、ネット上で、クチコミで、色んな媒体を利用しつつ、話題性を提供すれば、上記ボクシング並みに人は見に訪れるかもしれないのだ。
頑張れ、ベンチャー