個人投資家

最近中国における新しい投資手法を聞いた。

ご存じの通り、中国では沿岸部を中心とする富裕者層が既に1億人を超えている。
富裕者は余裕資金を投資により、更なるリターンを追求できる資金がある。

今般聞いたのは、彼らを中心とする個人投資家から資金調達するファンドである。

個人投資家から小額での投資を集め、日本企業等を買収するというものである。
つまり富裕者層だけで日本の総人口に匹敵するわけなので、小額の資金とは言えすぐに企業買収が検討できる額になる訳である。

恐るべし購買力!

とある記事で5年後のWEB社会についてのコメントがあった。
それによると、WEBの世界は・・・、中国語で埋まる。
それだけのポテンシャルがある国ですよね。

それと気になったこととしては、先日行ったFPD展。
韓国・中国企業の出展ブースには人山が、しかし日本企業は・・・。
携帯電話やカーナビが顕著ですが、日本人は物を作るということに関して、どうしても極めようとか、よりスペックの良い物をと考えてしまい、利用者がいかに使いやすいかという観点が疎かになる。

お財布携帯や高画素カメラより、ネットや音楽やアプリとつながる方がユーザーはふえますよね。
高度差が立体的に出るナビより、渋滞を小気味よく回避してくれるナビの方がユーザーは使いますよね。
まあそういうことでしょう。

あ、話がそれた。
日本でも個人の投資が事業投資に結び付くファンドがあります。
やっぱり「社会を作る」という意義は、動機づけになりますね。
ユーザーにとっても投資家にとっても、購買する動機づけが高いものは売れるということですね(無理やり・・・)。